自動車整備工場を建てる際、「どんな工場にしたいか」はイメージできても、「何から決めればいいのか分からない」という方は少なくありません。

ガレージエクステリアには、「独立して整備工場を始めたい」「認証工場を取得したい」「今より使いやすい工場へ建て替えたい」といったご相談が数多く寄せられます。私たちは、自動車整備工場の建設を専門に、数多くの工場づくりをサポートしてきました。

その中で感じるのは、理想の整備工場は図面からではなく、最初の打ち合わせから始まるということです。実際、多くのお客様が打ち合わせを通して、「本当に必要なリフトの台数」や「将来を見据えたレイアウト」など、新たな気づきを得られています。
そこでこの記事では、実際にガレージエクステリアで使用しているカウンセリングシートを公開しながら、自動車整備工場を建てる前に決めておきたい5つのポイントをご紹介します。

実際のカウンセリングシートを公開します

ガレージエクステリアでは、自動車整備工場をご検討されるお客様との初回打ち合わせで、専用のカウンセリングシートを使用しています。

整備工場は、お客様ごとに必要な設備や事業内容、将来のビジョンが異なるため、「どんな工場を建てたいですか?」という質問だけでは、本当に使いやすい工場はつくれません。
そのため私たちは、整備する車両の種類やリフトの台数・種類、土間の仕様、建設予定地、資金計画など、一つひとつ確認しながら理想の整備工場を整理していきます。
実際には、この打ち合わせを通して「思っていたより広さが必要だった」「大型車も扱えるようにしたい」「将来を見据えてレイアウトを変更したい」など、新たな気づきが生まれることも少なくありません。
今回は、その打ち合わせで実際に使用しているカウンセリングシートの一部をご紹介します。
整備工場づくりでは、どのようなことを確認しているのか、ぜひ参考にしてみてください。

それでは、実際にどのような内容をヒアリングしているのか、5つのポイントに分けてご紹介します。

① どんな車を整備するのか

整備工場づくりで最初にお聞きするのが、「どのような車を整備する予定ですか?」ということです。

一見シンプルな質問ですが、この答えによって工場の設計は大きく変わります。

例えば、軽自動車や普通車が中心なのか、2t・4tトラックなどの大型車も整備するのかによって、必要なリフトの種類や天井高さ、シャッターのサイズ、土間の強度まで変わってきます。
また、車検を中心に行う工場と、一般整備・鈑金塗装・カスタムを行う工場では、求められる設備や作業スペースも異なります。
どんな車を整備するか」は、「どんな仕事をしたいか」と同じ意味でもあります。現在の事業だけでなく、5年後・10年後に取り扱いたい車種まで考えながら計画することで、長く使いやすい整備工場につながります。

「今は軽自動車が中心だから」と計画を進める方も多いですが、将来的に大型車の整備や認証工場の取得を考えている場合は、最初からその可能性を踏まえた設計にしておくことをおすすめします。
建物は後から変更できる部分が限られるため、事業計画と合わせて考えることが大切です。

② リフトは「何台」ではなく「どう使うか」

整備工場のご相談で多いのが、「リフトは2台設置したい」「3台あれば十分ですか?」というご質問です。

しかし、私たちが最初に考えるのはリフトの台数ではなく、どのような使い方をするのかです。

例えば、車検を中心に行う工場と、一般整備や重整備を中心に行う工場では、1台のリフトを使用する時間が異なります。また、2柱リフト・4柱リフトなどリフトの種類によっても、必要な作業スペースや車両の動線は大きく変わります。
さらに重要なのがリフトの配置です。同じ3台のリフトでも、レイアウト次第で作業効率は大きく変わります。車の出し入れがしやすい配置にすることで、1日の作業台数を増やせるケースもあれば、逆に配置が悪いことで毎日余計な切り返しや移動が発生してしまうこともあります。

リフトの配置は作業効率に大きく影響する

③ 土間は毎日使うからこそ重要

整備工場の建設では、リフトや建物のデザインに目が行きがちですが、私たちが大切にしているのが土間です。

土間は、毎日何台もの車が出入りし、リフトを支え、ジャッキや工具が行き交う場所です。そのため、車両重量や使用するリフトに合わせたコンクリートの厚みや強度を確保しなければなりません。

また、整備工場ではオイルや水を扱うため、排水計画も重要です。排水の位置や勾配が適切でないと、水たまりができたり、作業しにくい環境になったりすることがあります。完成後に改善することが難しい部分だからこそ、建設前の計画が重要になります。
さらに、土間は一度施工すると簡単にはやり直せません。リフトの位置や作業スペースも土間工事と密接に関わるため、将来の設備計画まで見据えて設計することが、長く使いやすい整備工場につながります。

④ 建設予定地で工場は大きく変わる

「土地は決まっているので、あとは建物を考えたい。」

実は、このようにご相談いただくケースは少なくありません。しかし、自動車整備工場では建設予定地の条件によって、建てられる工場の規模やレイアウトが大きく変わることがあります。
例えば、用途地域によっては整備工場の建築に制限がある場合があり、前面道路の幅員や接道状況によっては、大型車の出入りが難しくなるケースもあります。また、敷地の形状や高低差によって、リフトの配置や駐車スペースの確保に影響が出ることもあります。
さらに見落とされがちなのが、車両の動線です。建物が建てられる土地でも、トラックや積載車がスムーズに出入りできなければ、日々の作業効率は大きく低下してしまいます。

土地は「建てられるか」だけで選ぶのではなく、「使いやすい整備工場になるか」で選ぶことが大切です。
土地を購入する前にご相談いただければ、将来の使い勝手まで見据えたアドバイスが可能です。

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⑤ 資金計画から逆算する

最後に確認するのが、資金計画です。

「予算はいくらですか?」という質問をすると、「できるだけ安く建てたい」とお答えになる方が多くいらっしゃいます。しかし、本当に大切なのは、建設費を安くすることではありません。
重要なのは、無理のない資金計画で、長く安定して経営できる整備工場をつくることです。
例えば、自己資金や融資額、毎月の返済額によって、適切な建物の規模や設備内容は変わります。また、開業後は建設費だけでなく、設備投資や人件費、運転資金も必要になります。
そのためガレージエクステリアでは、建物だけを提案するのではなく、お客様のご予算や事業計画も踏まえながら、「今、本当に必要な整備工場」のプランをご提案しています。

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理想の整備工場は、打ち合わせから始まります

整備工場づくりは、建物を建てることが目的ではありません。
「どんな車を整備したいのか」「どんな働き方をしたいのか」「5年後、10年後にどんな会社を目指したいのか」。
その想いを一つひとつ整理しながら、理想の整備工場を形にしていくことが大切です。

ガレージエクステリアでは、初回の打ち合わせからお客様のご要望を丁寧にお伺いし、建設予定地や事業計画、資金計画まで含めて最適なプランをご提案しています。

「まだ具体的な図面は決まっていない」
「土地探しから相談したい」
「まずは概算費用だけ知りたい」

このような段階でも構いません。
一人ひとりの理想や事業計画に寄り添いながら、長く使いやすい整備工場づくりをサポートいたします。
自動車整備工場の新築・建て替えをご検討中の方は、ぜひお気軽にガレージエクステリアまでご相談ください。

理想の整備工場は、図面からではなく、お客様との会話から生まれます。

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